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筋トレやヨガを自宅でオンラインを用いて行う時の絶対に忘れてはいけない事

 

理事の大岩です。

 

本日は「筋トレやヨガを自宅でオンラインを用いて行う時の絶対忘れてはいけない事」について。

 

今回の新型コロナの影響を受けて、スポーツクラブがクラスターの発生源などと首相などの発言で指名を受けてしまい、多くのクラブが営業を自粛せざる追えない状況になっていると思います。

 

そんな中先日国から発表された人との接触を8割減らす「10のポイント」というものが専門家会議というところで示されていました。

 

それが以下の図

⑦筋トレやヨガは自宅で動画を活用

 

との表記がありました。この『動画』というものが、DVDなのか?YouTubeのようなものなのか?ZOOMなどを使用したものなのかは分かりませんが、一つ言えるのはリアルなどの直接指導ではなく『オンライン』上のものということです。

 

確かに今や筋トレやヨガに関するDVDやYouTube、オンラインで指導するトレーナーは非常に増えたと思います。

 

そして、もしこれを読んでいるトレーナーの方がオンライン指導で筋トレやヨガを行う場合本当に大丈夫でしょうか?という事を伺いたいです。

 

これは確か昨年のHNKでの特集だったと思いますが

【大人気ヨガで怪我多発無理しすぎて体に痛み】

 

講師の知識不足が…

 

と『緊急事態』としてニュースになっておりました。

 

リアルで三次元に見ているのにも関わらず参加者の方に『怪我』のリスクを与えてしまっているのに、それがオンラインで大丈夫なのでしょうか?

 

健康のために運動しているはずが怪我をしてしまったら本末転倒です。

 

絶対に忘れてはいけない事、それが『相手に怪我をさせない』という事です。

 

当たり前の当たり前のことでしょうが、リアルが出来ないから、だからそのままオンラインに移行というほど簡単ではありません。

 

そしていつものリアルと同じように進めたとしても、リアルとオンラインでは様々な条件が異なります。

 

そのようなことを総合的に考えた上での筋トレやヨガが指導出来ているのか?

 

動画を活用と一言で書いていますが、TVでは過去に『講師の知識不足』などという烙印を押されてしまっています。

 

これからはオンラインの時代ということで、参画すること自体は別にいいと思いますが『相手に怪我をさせてしまう』というこの1点は対面で行う以上に気をつけないと、『オンライン指導腰痛』などという言葉が出ないように、トレーナーとして正しい知識に基づいて『オンライン』というツールを使うという感覚で入れればと思います。

 

自戒を込めて。

 

それではまた来週。