こんにちは。本日のブログ担当は大岩俊貴です。
本日のテーマは『現状把握』と『対策』の因果関係についてです。
現在は連日連夜新型コロナウイルスの報道がなされていますが、あなたの経営するジム、もしくはあなたがお勤めのクラブ等の影響はいかがでしょうか?
自分自身は愛知県名古屋市の名古屋駅付近にピラティススタジオと鍼灸院を運営しておりますが、明らかに活動自粛の人の流れは広がって来ています。(感染拡大防止のためには良いこと)
そして現在の感染者数などは世界的に見れば日本はかなり封じ込められているとは思いますが、いつどこで更なる感染爆発が起こるかもとメディアで騒がれてしまったら、外出を伴う経済活動の低下は避けられません。
また緊急事態宣言もとりあえずGW明けの5月6日と定められていますが、この日で収束する可能性はかなり低く、色々は業種でアフターコロナ、withコロナというワードを耳にするようになり、明確な対策を打つことが急務となってきました。
しかしこのような『対策』を考えるときに忘れては行けないことは『現状把握』とのセットです。
今どういう状態なのか?今後どういうことが考えられるのか?などの正しく認識した上で、ではどういう対策を行えばいいのか?この因果関係が非常に重要になりますし、我々トレーナーはお客様の体の問題解決を行うときにここの論理が明確になっていなければいけません。
今はヨガが流行っているから、今はランニングが流行っているからなどという『手段』論にならないことが大切です。
では『現状把握』の訓練としてせっかくなので、『新型コロナウイルス』について考えてみましょう。
以下の図をご覧ください。
上記のように現状分析のツールでマトリクスを考えた時に、①〜④の状態が選択肢として考えられないでしょうか?
①夏に収束 + ビジネスはコロナ前と同じで元どおり
②夏に収束 + コロナで人の行動が変化したり、冬以降のリスクを考慮してビジネスモデルチェンジ
③収束は一向にせず + 国の方針が代わり多くの方がなって免疫をつけることになったのでビジネス元どおり
④収束は一向にせず + ビジネスモデルチェンジ
例えばこれら4つの分類に分けれたとします。
現状を冷静にジャッジするとどれが濃厚でしょうか?
もちろん多くの方の希望は5月6日に緊急事態宣言が解かれ元の生活に戻る①だと思います。
ですが専門家の方々の見解を聞くとあまり楽観的には捉えられません。
そして③になる可能性はほとんど低いと考えられます。
つまり濃厚なのは②か④
そして上記の専門家の方の意見を踏まえると一番濃厚なのは④なのかもしれません。
もちろん確定したわけではありませんが、このようにどんなパターンが考えられるのか?
そしてそれぞれになった場合はどのように対策をすればいいのだろうか?
この『現状把握』と『問題解決の戦略』に因果関係があることが非常に重要です。
そしてこれはトレーナーがお客様に対してアドバイスなどをする時も全く同じことが言えます。
大切な事は『現状把握』と『問題解決の戦略』に因果関係があること、つまり現状分析とは【評価】です。
先ほどのコロナの件で言えば4つに分けたマトリクスなどですね。
評価無くして改善策などありえません。
ということで、一般社団法人スモールジム協会ではトレーナー研修の中で【評価】による『現状把握』を非常に大切にしています。
その評価の方法や現状把握のためのポイントなどは研修でお伝えさせて頂ければと思いますので、是非参画されたら共に学びましょう。