こんにちは。本日のブログ担当は辰田です。
ついに緊急事態宣言が発令されましたね。
本日は予定していた内容を少し変更して「リスクと挑戦」についてお話ししたいと思います。
緊急事態宣言を受けて、七都府県の大手スポーツジムは軒並み休業、時間短縮や通常営業のスタジオ業態、顧客のみのクローズな対応をしているパーソナルトレーニングジムなどなど、対応はまだ分かれている様子です。
それ以外の地方都市では総合型フィットネスクラブを筆頭に休会、退会の対応に追われているケースが多いようですね。
本来であれば年間を通して入退会差をプラスにできる可能性のある4月ですが、新規入会の獲得は極めて困難な状況です。
多くのフィットネスクラブでは2020年度がスタートしたこの数日ですでに予算乖離が発生しています。
そもそも、予算自体は2019年の年末たあたりに作成された内容が多いでしょう。
新型コロナの影響は当然ながら加味されていません。
マネジメントが機能している会社は現時点で軌道修正を柔軟に行い、予算の再作成を行っていることでしょうが、そうでない会社も多数あります。
ご自身が所属している会社はどうでしょうか?機動性に優れ、柔軟に軌道修正できている組織だといいのですが。
前置きが長くなりましたが、本題である「リスクと挑戦」について。
誰もが自分の人生を良い方向に変えていきたいと思っています。こんな時は余計にそう考えるかもしれませんね。
その為には、忙殺される日々を過ごしていてはいけない、何かに挑戦しなければいけない、これも理解の範囲だと思います。
ただ、
今の環境から一歩を踏み出す勇気がなくて、忙しさを理由にして、
案外嫌いではない今の環境を受け入れて、いつも通りに何らかの挑戦を思い留まってしまうもの。
このブログを読んでいる皆さまも、そんな経験をしたことがあるのではないでしょうか?
そんな方は一日ひとつ何か新しい体験をすることに挑戦してみてはどうでしょう。
気張らなくてもできるくらいの小さいことでいいんです。一日ひとつでも小さな挑戦を。
そんな生活をしばらく続けていれば人生で沢山の選択と行動を起こし、何かしらの挑戦へのハードルもぐっと下がると思います。
人は自分では自覚せずとも、全ての行動に規則性を持った行動を取るように無意識のうちに選択しています。
さらにそのルーティーンは年齢を重ねるたびに増え続けていく。
安定感抜群の規則的な生活を送っている人が、
例えば
「独立しよう、起業しよう」
と思って行動を起こそうとしてもなかなか動けない。
当たり前です。
「リスクを取る、挑戦する」という行為は言い換えれば今までと違う行動を取り、せっかく作り上げた自分の規則性を社会的、経済的、心理的に壊すことになるので抵抗を感じるものです。
そう考えると「行動」して新しい挑戦を始められない自分がいても、リスクを避ける自分がいても何ら不思議ではないです。
むしろそれが普通です。
上記のように挑戦を起業とした場合、
これまでずっと「パターン化」した生活を、
苦労して身につけた仕事や、
毎日顔を会わせて慣れ親しんだスタッフ達や、
身を粉にして頑張った結果与えられた役職やポジションも、
全てをリセットすることになります。
このようなリスクを冒すことに本能的な恐怖を感じて避けたくなります。
しかし、このブログを読んでいる皆さまは何かしらの意思があってこれを読んでいると思います。
もし何らかの意思の正体が「リスクを避けて挑戦に戸惑う自分」なのであれば、少しずつその体質を変えていくことをお奨めします。
小さなことでも、一見簡単なようでも、いざやってみると抵抗があるかもしれません。
年齢を重ねると身体も固くなるけど、それ以上に心が固まってしまいます。
こんな時だからこそ身の回りの、自分自身の総点検をしてみましょう。
リスクを避けて挑戦に戸惑っている自分が見つかるかもしれません。
会社が決めた目標と自分の目標を強引に引き寄せて、重ね合わせてひとつにしている自分がそこにいるかもしれません。
それでいいのかという話です。